投資

特殊とされる投資をご存知ですか? 投資【番外編】

投資とは、自分自身が所有している資産を投資や貯蓄をすることによって効率的に資産を増やしていくことを指しています。
「投資を本業にしている人」、「投資を副業で行っている人」、「投資に興味があるけどまだチャレンジできていない人」など多くの方がいらっしゃると思います。
投資と聞くと、元々ある自分自身の資産が減ってしまったらどうしようと不安に思う方が多いと思われます。
ですが、一概に投資といっても全ての投資が」ハイリスク・ハイリターン」ではないのです。
しかし、誰もが求めている「ローリスク・ハイリターン投資」は滅多にないと言えます。
だからこそ投資は自分自身の身の丈に合った資産の範囲内で行うことが大切とされます。
今回は投資の代表格でもある「FX」や「株式投資」ではなく特殊な投資とされている投資方法をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する投資は「ローリスク」または「ミドルリスク」に分類される投資方法となります。

特殊とされる投資をご紹介

多くの方が知る「FX」や「株式投資」は利益が出た場合、大きな利益を短時間で得ることができます。
しかし、その反面リスクも同じように大きいということはご存知でしょうか?
誰もができる限り自分自身の資産をマイナスにしたくないと思います。
ですので、今回は「特殊とされる投資」をご紹介していきたいと思います。
元々自分自身の資産のことを元本と言いますが、今回紹介するものは元本割れのリスクが少ないものとなります。

iDeCo

iDeCoは最近になり有名になった新たな投資方法の1つです。
皆様だれもが支払いをしている国民年金とは別で60歳になるまで積み立てをするという仕組みです。
そしてその積み立てをしている金額のうちから自分で投資信託や保険などに投資をし、運用をすることで60歳の満期の時に積み立てをしてきた分と投資で得た利益を年金として受け取ることができます。
将来の年金に不安を抱えている人や投資と積み立てを掛け合わせた投資をしたい人など多くの人々が利用しています。
iDeCoがここまで人気になった大きな理由として「積み立て金が全額所得控除の対象となる」、「投資によって得た利益が非課税となる」という2つのポイントが大きいと言えます。
この2つのポイントによって、年収が高い人などは銀行に大金を放置したままにするよりもiDeCoを利用する方が節税効果を得ることができます。
将来に不安がある人や年収が高くて節税をしたいという人々にはうってつけの新たな投資方法となります。

NISA

NISAは投資をする上でとても重要な役割を果たす投資方法です。
まず、投資は資産(元本)があり、それを運用することによって利益を得ます。
普通に投資信託や株式投資をしてしまうと得た利益に対して所得税がかかってきます。
その所得税を節税するためにNISAを利用して投資を行うことによって、資産(元本)と利益が非課税になるという仕組みです。
NISAの非課税期間は基本的に5年ですので、例えば2021年に50万円を投資するとします。
そして2026年に投資が成功し56万円になったとすると、初期投資の50万円と利益で得た6万円が非課税になるということです。
NISAには多くの人々が利用できるようにと「一般NISA」、「積み立てNISA」、「ジュニアNISA」の3種類が存在しています。
投資を始める理由は十人十色なので、それぞれの人の要望に合うようにと3種類用意することと、何よりも資産(元本)と利益が非課税になるということが多くの人々が今現在も利用している大きな理由となっています。

ロレックス投資

時計の王様とも呼ばれている「ロレックス」をご存知でしょうか?
世界3大時計にも入っていないロレックスがなぜ投資に使われるのでしょうか。
それは、ロレックスの時計1本1本全てが資産価値を持つからなのです。
資産価値とは、財産として評価されるものであり、ロレックスの時計は価値が0になってしまうことは無いということです。
もちろん為替の状態や、人気モデルかそうではないかによっても資産価値は大きく変化しますが人気のないロレックスの時計でも価値が0になることはないということです。
そんな中、ロレックスの時計を投資として購入する人が存在しています。
「デイトナ」と呼ばれるロレックスの頂点ともされる人気モデルがありますが、店舗での販売がすぐに売り切れてしまうなど多くの方に人気を集めています。
例えば、購入当時の金額が180万円だったとしましょう。
その後為替や人気の上昇によってそのモデルが注目されると価値は大きく上昇します。
実際にあるお話ですが、180万円で購入したロレックスを売却してみたら380万円で売却できたというお話があります。
昔買ったものが普通に使用していただけで200万円もの利益が出ているのです。
このようなことから、ロレックスを購入し金額が高くなった時に売却するという投資方法です。
この投資方法は一時期でとても人気となりましたが、今現在ではロレックス社がそれを防止しようと1度に何本もの時計を購入するのを控えてもらっているとの噂もあります。
ロレックスの人気は今現在も続いているので、時計が好きな方で投資をしてみたいという人是非チャレンジしてみると良いかもしれません。

金投資

金は万国共通価値が無くなることがないものとして様々なものに使われています。
そのような金が投資にも利用できることをご存知ですか?
金はその価値が0になることはないということから景気が悪化した場合に資産として保有しておくという人々もいます。
それを、投資として常日頃から売り買いしている人も存在するということです。
仮に1g当たり4000円の時に金を10g購入すると4万円ですが、売却する時に1g当たり5000円になっている場合は5万円になります。
よって差額の1万円が利益となります。
金もその日のチャートによって随時値段は変化しているものですが、買取業者などへ金の現物を売却する場合だと1日で値段は変化しません。
よってチャートを見ずにでも、金の現物を購入したときよりも1g当たりの値段が高くなっている場合は投資成功となります。
現物を扱わない場合の金投資も存在しています。
その場合はチャートを見てインターネット上で金の取り引きを行うこととなります。
こちらの手法を取る場合ですと、始めるまでに準備やチャートを読めるようにしておくことが必須条件となってきます。

ポイント投資

ポイント投資とは、名の通り現金を一切使用しない特殊な投資となります。
みなさまが普段から利用している「LINE」や「楽天」などその企業が投資としてポイントを使えるようにしている場合、ポイントを投資し運用することができるのです。
LINEではスタンプや支払いなどでLINE決済を行うことによって「LINEポイント」というものが貯蓄されていきます。
そのポイントを利用し、株式や投資信託などの投資を行う形となっています。
この投資はポイントを利用するため、少ない金額で少ない口数を購入することができるため、投資初心者の方にもオススメできる投資方法となっています。
100ポイントから積み立て投資をすることも可能なので、長期的に投資を行っていきたいという方にも向いていると言えます。
楽天ポイントも楽天グループで利用し貯蓄したポイントを利用し、投資を行います。
楽天ポイントも同じように株式や投資信託を購入することができます。
LINEポイント投資と大きく違う点は、1ポイントから投資し運用することができるというのが最大の魅力となっています。
投資方法も「通常注文」と呼ばれる、自分で売り買いをする方法と、「積み立て注文」という毎月決まっているポイントを自動で注文し積み立てていく方法が存在します。
投資初心者にオススメするのはやはり、「積み立て注文」となります。

PayPay ボーナス運用

誰でも簡単に始めることができるのがこのPayPayが提供する「ボーナス運用」です。
PayPayは使うと数%の還元があるので、その還元分のみを運用することができます。
投資内容としては「チャレンジコース」と「スタンダードコース」の2点が存在し、チャレンジコースは「ハイリスク・ハイリターン」となり、スタンダードコースは「ローリスク・ローリターン」となります。
多くの人が利用している大きな理由として「誰でも1円から気軽に始められる」、「好きな投資方法を2つのうちから自由に選ぶことができる」というポイントが大きいです。
実際にPayPayのボーナス運用を利用している人のうち90%以上が利益を出しているとされています。
投資を少ない金額から簡単に始めたいという方は、PayPayの還元分のみを投資金として扱い、チャレンジしてみるといいでしょう。

それぞれの投資方法のメリット・デメリット

投資ですので、メリットがあればその反面、デメリットも存在しています。
それでは、ご紹介してきた投資方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。

iDeCo

iDeCoは積み立てと共に運用をして、その分を60歳以降に年金として受け取ることができるという特殊な投資方法とご紹介しました。
それでは、iDeCoのメリットとデメリットを紹介してきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもある投資金(積み立て金)が非課税となることです。
この制度により、年収が高い人は銀行に預けておくよりもお得であり、将来の年金に不安がある方は国民年金とは別で今から貯蓄を行うことができます。
次に、投資(運用)によって得た利益が非課税になるということです。
本来、投資信託によって得た利益などには20.315%の税金が掛かってしまいます。
しかしiDeCoを利用しての投資となると、その全てが非課税となるのです。
もちろん減ることもありますが、増えた場合は税金が掛からないので積み立てをした金額以上のお金が年金として受け取れる可能性が高くなっています。
他には、月々5000円から積み立てを開始できるという手軽さや、全てインターネット上で口座解説から登録までできるので手間が無いというメリットが存在しています。

デメリット

iDeCoを使う際の一番のデメリットはやはり「60歳になるまで引き下ろすことができない」ということです。
100%引き下ろすことができないこともないのですが、引き下ろすために必要な条件が厳しいので誰でも簡単に途中で引き下ろすということができないのです。
次に、もちろん投資なので投資をした分で資産(元本)が減ってしまう(60歳以降に受け取れる年金が減る)ということがあります。
短期間で行う投資に比べて、長期的な投資となるのでリスクを抑えることは可能です。
投資は全て自己責任となってしまうので、冷静に投資をするようにしましょう。
他には、加入する時や投資をする時に手数料が掛かってしまうということです。

NISA

NISAは投資をする際に利用した資産(元本)と投資によって得た利益を非課税にすることができるという特殊な投資方法としてご紹介しました。
それでは、NISAのメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもある資産と利益が20年間非課税になるということです。
NISAによって投資を行わず、通常通りの投資を行うと20.315%の税金が掛かってしまいます。
しかしNISAはその税金全てが20年間非課税となるため、投資をするのであればNISAを使うことが節税対策にもなります。
次に、NISAには3種類のコースが用意されています、
例えば「積み立てNISA」の場合、積み立てなので投資(買い)のタイミングはあらかじめ決めたタイミングで自動的に投資されるようになっているので自分で確認する必要がありません。
他には、毎月1000円から積み立てできることや、長期的な投資が可能なのでリスクを抑えることができるなどのメリットが存在しています。

デメリット

NISAを利用して投資をする場合は通常と違い、金融庁が認めた投資信託とETFのみとなります。
そのため、選べる金融商品が限られているのでその中にあるものから投資するべき商品を探し出さなくてはなりません。
次に、投資を行って損益を出してしまった場合には節税の効果を受けることができないということです。
通常の投資では他で得ている利益と今回出してしまった損益を相殺することが可能な場合があります。
しかし、NISAではそれができないので、節税効果を受けることができず資産が減ってしまう可能性がります。

ロレックス投資

ロレックスは時計そのものが資産価値を持つということで、そこを利用して投資として時計を扱っている人々が存在すると紹介しました。
それでは、ロレックス投資のメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもあるロレックスは常に一定以上の需要があることで価値が0になることはないということです。
世界的に人気なロレックスなので、時計自体が資産価値を持ちます。
ですので金と同じように持ち続けていてもいつか必ず売却することができるということです。
次に、人気モデルは利益を得られる可能性が高いということです。
人気なモデルはすぐに売れてしまいますが、発売されている総数は決まっています。
ですので、在庫が無いなどの状態になった場合はその時計の価値が大きく上昇することがあります。
他には、普段から使用してたり壊れてしまっている場合のロレックスでも資産価値が無くなるということは無いという点が挙げられます。

デメリット

ロレックスは資産価値があるということや人気があるということで、偽物が多く流通しています。
正規店で購入しない場合は偽物を購入してしまう可能性が0ではないのです。
元々ロレックスは高額な商品なので偽物を高額で購入してしまうと取り返しのつかない事態になってしまいます。
次に、価格が高額であるということです。
安いモデルでも数十万円からで、高いモデルだと数千万円になることもあります。
投資を行う上で、初期費用が高くなってしまうということです。
資産に余裕の無い人には向かない投資となっています。

金投資

金は何が起きようと価値が0にはならない特別なものであり、投資としても利用されているとして紹介しました。
それでは、金投資のメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもある価値が0になることは無いということです。
大袈裟な話ですが、日本が無くなった場合でも金の価値が0になることはありません。
そのため、持っているだけで資産となるので安い時に購入し、購入時よりも高くなった時に売却することで簡単に利益を得ることができます。
次に、仮想と現物どちらでも保有することができるということです。
金投資はインターネット上で取り引きを行うこともできるのと同時に、現物で保有することもできます。
ですので、インターネットが不得意である場合やチャートを読むのが難しい人は現物を保有するなど、人によって手段を選ぶことができます。
他には、株が下落しても価値が落ちにくいことや積み立て金投資も存在するということが挙げられます。

デメリット

金投資は株式投資などで得ることができる配当金や分配金ありません。
金は保有しているだけで価値が上がる可能性を秘めていますが、逆に保有していても配当金や分配金が無いためそもそもの価値が上がらないと利益を得ることができません。
次に、現物で金を保有する場合には厳重な管理が必要となるということです。
インターネットではパスワードなどによって管理することが可能ですが、現物を保有するとなると盗難などの被害が出る可能性は0ではありません。
ですので、現物金投資をする人は金庫を用意することや管理機関に預けるなどの対策が必要となり、その分の手数料が必要とされてしまいます。

楽天 ポイント投資

ポイント投資とは、名の通り現金を一切使用しない特殊な投資として紹介しました。
それでは、ポイント投資のメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもある現金を必要としないポイントを利用して投資を行うことができるということです。
株式投資や投資信託は最初に資産(元本)を必要としますが、ポイント投資は日々の日用生活の購入などで発生するポイントのみを利用して投資をすることができるのです。
仮にポイント投資が失敗してしまった場合でも、資産が無くなっているわけではないので気軽に利用することができます。
次に、投資初心者に向いているということです。
株式投資や投資信託で損益を出してしまうと精神的なダメージは免れません。
ですが、利用するのはポイントですので精神的ダメージは少なく、もし増えた場合にはまた投資をしてみることや増えた分でお買い物をすることも可能という点が挙げられます。

デメリット

お買い物なので貯まるポイントを利用して投資をするので、投資をする際の手数料が通常の投資よりも高くなっている場合が多くなっています。
少額投資が可能なポイント投資ですが、少額で投資し成功して利益が出た場合でも利益が大きくない場合は手数料によって利益が半減してしまう可能性もあります。
次に、基本的に投資できるのは投資信託のみとなっていることです。
通常、投資は沢山の種類がありますが選べるのは基本的に投資信託です。
なので自分で売り買いを行いたい、投資の勉強のためにポイントを利用してチャートを読めるようになりたいなどの願望が叶いません。
他には、投資として利用し、マイナスにならなければポイントとして普通に利用することができたなどが挙げられます。

PayPay ボーナス運用

PayPayのボーナス運用は還元された金額のみを利用して誰でも簡単に利用できる投資方法として紹介しました。
それでは、PayPayのボーナス運用のメリットとデメリットをご紹介していきます。

メリット

まずは、代表的なメリットでもある、ボーナスとして還元された金額を使って投資を行うことができるということです。
元からある自分自身の資産を投資するわけではないので、誰もが気軽にチャレンジすることができます。
そのため、投資で損益となってしまった場合でも精神的ダメージは少なく、今後もボーナスとして還元された分で投資をすることができることが最大のメリットです。
次に、「チャレンジコース」(ハイリスク・ハイリターン)と「スタンダードコース」(ローリスクローリターンの2種類が用意されているということです。
ハイリスクではあるが大きな利益が得たい人はチャレンジコース、ローリスクではあるが少ない利益でも得たいという人はスタンダードコースのように自由に選ぶことが可能です。
他には、ボーナス1円から運用が可能なことや、口座手続きをする必要がないのですぐに始めることができるなどが挙げられます。

デメリット

このボーナス運用で得た利益は現金化することができません。
そのため、支払いには利用することができますが銀行口座に送金ができないので、投資で得た利益もPayPayとして利用するしか選択肢がありません。
次に、ボーナス運用を利用できるのはボーナスで得た金額のみとなる点です。
そのため、今なら上がるから更に投資したいという考えがあった場合でも現金を追加入金するこができないので還元分にもよりますが、大きな利益を産むことは難しくなっています。
もちろん、投資なのでボーナスと言えどもお金です。
投資先が米国株となりますが、そちらの値動きによってはボーナス分が0になってしまう可能性もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
投資と聞くと「株式投資」や「投資信託」、「FX」のような通常の投資を思い浮かべる人が多いと思いますが、このように特殊とされる投資は多く存在しています。
このような特殊な投資でも、自分自身の用途によって使い分けることができればリスク軽減や税金対策にもなるのです。
誰でも簡単に始められる投資もあるので、是非投資を始めてみてはいかがでしょうか。

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