コロナウイルスの流行によって「仕事が減ってしまった人」や「在宅ワークになってしまった人」は多いのではないでしょうか。
コロナウイルスは確かに厄介なウイルスですが、ポジティブに捉えると少しだけ日本の働き方が変化しました。
今までは職場に出勤することが当たり前の世の中でしたが、在宅でできる仕事というものが発見されていき、在宅ワークをすることが普通となってきました。
その在宅ワークや仕事が減ってしまった人が収入を増やそうとする結果、「副業」という存在が流行してきました。
少し昔までは正社員である以上、副業を禁止する企業もたくさんありましたが、徐々にその制限も緩和されてきているのです。
その緩和によって副業をし始める人が増加傾向にあるのです。
しかし、増加傾向となっていますが副業をすることで稼ぐのは難しいのではないかと考える人もたくさんいます。
今回は「副業で稼ぐことは難しいだろう」と考えてしまっている人へ副業をすることへのアドバイスをしていきたいと思います。
副業をすることによって収入が増え、生活が豊かになる可能性や、収入が減ってしまった人でも同じくらいの収入に戻すことも可能です。
そのような副業について今回はご紹介していきます。
副業とは
まずは、簡単に「副業」とはどのようなものを指しているのかをご紹介します。
「副業」とは本業(正社員)など以外で収入を得るためにする仕事のことを指しています。
よく間違って解釈されるのが「兼業」です。
「兼業」は本業以外にもう一つを本業として仕事をする形のことを指しており、副業とは別物になります。
副業には様々な種類があり、副業として働く人々は自分にあった業種を選んで仕事をしています。
副業として代表的とされているのは、「アルバイト」や「在宅ワーク」、「派遣」などが多くの人々に知られている副業となります。
副業の種類
「アルバイト」や「在宅ワーク」、「派遣」など様々な種類の副業が存在しているとご紹介しましたが副業は大きく分けて3つの種類に分けられています。
副業という大きな括りの中から、副業をしている人々は自分の生活に合った種類を選び仕事をしています。
それでは、副業の種類についてご紹介します。
労働系
まずは、「労働系」の副業についてご紹介します。
労働系とは、自分の身体を動かして仕事をするスタイルの副業を指しています。
アルバイトやパート、派遣などでこの労働系の副業は多く存在しています。
例えば、「居酒屋の店員」や「スーパーのレジ打ち」、「警備員や清掃員」のように自分自身が出勤して収入を得る働き方がこの労働系の副業に該当します。
では、労働系の副業をする人々はどのようなメリットを見て仕事をしていて、どのようなデメリットを受け入れて仕事をしているのかをご紹介します。
◯メリット
まず、労働系の副業をする最大のメリットは「仕事をした分だけ必ず収入を得ることができる」ということです。
労働系の副業の多くの場合、「時給」や「日給」という給料区分で仕事をしています。
毎月同じだけの時間働くことによって安定した収入を副業にて得ることができるということです。
次に、簡単に始めることができるということです。
アルバイトの場合、面接を行って合格するとすぐに働くことができます。
派遣の場合は、派遣会社に登録をしにいくことによって派遣の仕事を受けることができます。
どちらにせよ、副業をしたいと考えてからすぐに仕事をし始めることができるということです。
最後に、安全性が高いということです。
アルバイトの募集を掛けているということで正規のルートで面接を申し込むことによって危険なアルバイトをする可能性は低くなります。
派遣の場合は派遣会社を通して仕事を受けるので、労働系の副業は危険な目に合いづらいどいう安全性が保たれています。
◯デメリット
労働系の副業をするデメリットは、時間を必要とすることです。
何時から何時までは仕事、というように拘束される時間が決まっています。
そのため、途中で終わらすわけにもいかないのです。
だからこそ、時間に余裕を持てる人はこの労働系の副業をすることによって安定した収入を得ることができます。
ネット系
次に、「ネット系」の副業についてご紹介します。
ネット系とは、基本的にインターネットを利用して仕事をするスタイルの副業を指しています。
在宅ワークと呼ばれる仕事の多くがこのネット系の副業となっています。
例えば、「ライティング」や「デザイン制作」、「動画編集」のようなパソコンやスマートフォンを利用して収集を得る働き方がこのネット系の副業に該当します。
では、ネット系の副業をする人々はどのようなメリットを見て仕事をしていて、どのようなデメリットを受け入れて仕事をしているのかをご紹介します。
◯メリット
まず、ネット系の副業をする最大のメリットは「時間に縛られず、自分のしたいだけの仕事をすることができる」ということです。
労働系の副業とは違い、ネット系の副業は自分でしたいだけの仕事を選んで受注することができます。
そのため、本業の休みが不規則な場合でもそれに対応することができます。
次に仕事の種類がたくさん存在しているということです。
先ほど、例に挙げたようにライティングやデザイン制作など様々な仕事の種類があります。
専門的な知識がない人でもアンケートモニターなどの仕事が存在しているので問題はありません。
最後に、副業をするためのサイトが充実しているということです。
ネット系副業の仕事の幅は広く、様々な仕事を管理しているポータルサイトやオークションなど既に有名で安全なサイトがたくさん展開されています。
そのため、その中から自分の副業スタイルに合ったサイトを利用することですぐに副業を開始することができます。
◯デメリット
ネット系の副業をするデメリットは、「専門性が問われる仕事が多い」ということです。
まず、先ほど説明したデザイン制作や動画編集となると作業を行うためのソフトを使用するスキルが必要となります。
オークションなどで販売をするにおいても、操作方法や相場を知るという知識を必要とするのです。
そのため、誰もが簡単にできることではありませんが、そのような専門性が問われる仕事だけではないのでネット系副業に挑戦することは誰でも可能です。
投資系
次に、「投資系」の副業についてご紹介します。
投資系とは、名の通り投資をして収入を得るという仕事をするスタイルの副業を指しています。
代表的な投資として、「株式投資」や「投資信託」、「FX」のような投資をすることによって利益を得るという形の働き方がこの投資系の副業に該当します。
では、投資系の副業をする人々はどのようなメリットを見て仕事をしていて、どのようなデメリットを受け入れて仕事をしているのかをご紹介します。
◯メリット
まず、投資系の副業をする最大のメリットは「一瞬で大きな収入を得ることができる可能性がある」ということです。
投資をすることによって、その投資に対して配当金が配られます。
その配当金が基本的な収入となるのですが、投資した金額が大きくて投資が成功すると本業以上の金額の収入を得ることも可能なのです。
次に、時間に縛られないということです。
投資をする場合、チャートを見ることは大切ですが「副業」として投資をするのであれば随時チャートを見るようなことをしなくても成功する方法は存在しています。
そのため、本業以外の時間を利用して投資をすることができます。
◯デメリット
投資系の副業をするデメリットは「投資をすることによってマイナスとなってしまう可能性もある」ということです。
副業とはいえ、あくまで投資ですので100%収入が増えるということは約束されていません。
そして、投資を失敗してしまうことによって元々持っている資産を減らしてしまう可能性もあります。
だからこそ、投資系副業をするのであればそれなりの知識を蓄えてから始めることをオススメします。
簡単にご紹介しましたが、このように副業は「労働系、ネット系、投資系」のどれかに分類されています。
本業に支障をきたさないような自分自身に合った副業を選ぶことで楽しく収入を増やすことができます。
どの副業でも誰もが挑戦できるので副業にチャレンジしてみてもいいかもしれません。
副業の実態
様々な副業の種類があり、どのような人でも挑戦することができる副業が存在しています。
では、副業をしている人々の実態はどのようになっているのでしょうか。
これから副業をしようとしている人は副業に対して様々な不安を抱いているでしょう。
副業をしたいけどできていないという不安を抱いているような人のために実際に副業をしている人々の実態をご紹介します。
副業の労働時間の平均時間
まずは、副業の労働時の平均をご紹介していきます。
本業以外に副業としてどれだけの時間を使っているかということです。
今現在、本業とともに副業を行なっている人の副業につかう平均時間は「1週間で3時間から9時間」が多くなっています。
みなさまは少ないと感じましたか?多いと感じましたか?
本業である正社員が週5日勤務としましょう。
休日は週2日となり、休日に副業をするとなると3時間から9時間は休日の半分ほどが副業をする時間となります。
副業をする場合、どの副業の種類を選ぶかによっても労働時間や副業をするタイミングは変化してきます。
労働系の副業であれば、基本的に仕事をするタイミングは本業の休みの日になる場合が多いです。
ネット系や投資系の副業であれば、本業から帰宅してからでも仕事を行い、しっかりと休日を取ることも可能です。
このように平均時間は3時間から9時間となりましたが、どのタイミングで副業をするかによって副業に当てられる時間が変化してくるのです。
副業をする人々の本業の収入
では次に、副業をする人々の本業での収入はどれほどなのかを紹介していきます。
本業とは別で副業をして全体の収入をあげている人の本業での収入平均は「10万円代から20万円代」の人々が多いと厚生労働省のデータで発表されています。
このデータを見るとわかるかと思いますが、副業をする理由は収入を上昇させたいからという理由が見て取れます。
そして厚生労働省のデータでもう一つわかることが、副業の種類です。
本業としてしている仕事のスキルや知識を活かして副業においてお同じ種類の仕事をしている人の割合が高くなっているということがわかります。
そのため、知識やスキルをも元々持っているからこそ同じ種類の副業を行い、収入を上げたいと考えている人が多いのです。
30万円を超えている人も副業をしているという人は存在しますが、そのような人は投資系の副業が多いとされています。
今現在の生活は本業にて賄えている状態であり、持っている資産をさらに増やそうとしているということがわかります。
副業でどれほど稼いでいるか
最後に、副業でどれだけ稼いでいるのかをご紹介していきます。
副業をしている人々がどれだけの収入があり、どれだけの時間を副業に費やしているのかがわかった上で、副業のみでどれだけの収入があるのかを見ていきます。
一ヶ月の平均副業収入は男性と女性で変わってきます。
まず、男性の平均副業収入は¥29,000となっており、女性の平均副業収入は¥13,000円となっています。
そしてその収入源となる副業の種類ですが「アンケートモニターやポイントサイトの利用」が最も多くなっており、誰でも簡単に始めることができる副業の種類ということがわかります。
そして平均副業収入を見る限りでも、副業の労働時間が3時間から9時間という内容にも納得することができます。
これはあくまでも平均であり、知識やスキルを持っていることによって専門的な副業を行うことができるので仕事に対する単価も高くなり平均額を超えてくることがあります。
副業で稼いでいる平均額は労働時間とともにある程度予想できましたが、どのような副業を行うかによって副業によって稼いでいる額は人によって大きく変化しているということがわかりました。
自分自身に合う副業を探す方法
ここまで、ご紹介してきた副業ですが実際に自分自身に合う副業を見つけるにはどのようにしたらよいのでしょうか。
副業とはいえ、仕事ですので自分自身に合わない内容の場合はやる気の低下や継続できないなどの副業を途中で諦めてしまうかもしれません。
だからこそ、自分自身に合う副業をしっかりと見つけ出さなくてはならないのです。
副業をする目的を考える
まずは、「副業をする目的を考える」ということです。
人それぞれ、副業をする目的は違います。
「本業以外に仕事をして更にスキルの向上を目指す」や「収入が少ないから増やしたい」、「副業をすることで知らない業種を見てみたい」など様々な理由があります。
このように人によってそれぞれ違った目的があるので、自分自身がなんのために副業をしたいと考えているのかを見直すことも大切なのです。
その目的を探し、はっきりと目的を見つけることができれば、自ずとどのような副業をしなくてはならないのかという結果が見えてきます。
「安定した収入が得たい」という人は労働系副業を選ぶ、「家にいるときにだけ副業をしたい」という人はネット系副業を選ぶなど、目的を見つけるということは副業の種類を絞るためにもとても大切なポイントとなります。
副業でどれだけの収入が欲しいか考える
次に、「副業でどれだけの収入が欲しいか考える」ということです。
スキルや知識の向上のために副業を行う人も存在しますが、多くの場合は収入を増やしたいという理由で副業をする人が多いのではないでしょうか。
自分自身が今後副業をする場合、副業をして毎月どれだけの収入が欲しいかを考えてみてください。
副業の内容にもよりますが、金額が高くなればなるほど専門的なスキルや知識が必要とされると同時に時間も要することになります。
どの副業の種類を選ぶかによっても収入の額は大きく変化してきます。
労働系副業の場合は月に2万円〜が目安、ネット系副業の場合は月に1万円〜目安、投資系副業の場合は月毎に変動するというように収入として得たい金額からどのような副業をするのかを考えてみる方法もあるのです。
投資系副業だけは投資なので、収入はおろか資産が減ってしまう可能性もあるので十分気をつけるようにしましょう。
実際に副業を探し始める
最後に、「実際に副業を探し始める」ということです。
副業を探す方法として多くの人々が利用しているのはインターネット上の情報となります。
労働系副業であれば大手である「タウンワーク」などでアルバイトやパートなどの求人が行われているので自分自身がしたいと思える内容の求人に申し込むことができます。
労働系副業の応募は、タウンワークのようなサイトに登録してネット上で応募をするか、直接電話をして面接を申し込むという形になります。
面接後、見事合格であればすぐに副業を始めることができます。
ネット系副業であれば大手である「ランサーズ」などで、「ライティング」や「デザイン制作」、「アンケートモニター」など様々な種類の副業が募集されています。
ランサーズのようなサイトでは、自分自身の情報を入力することによって副業を選び、仕事を受けることができます。
「タスク」と呼ばれる仕事は許容人数以内でああり、募集されている内容の仕事をすることができれば誰でも参加できる副業の方式となります。
「プロジェクト」と呼ばれる仕事は、応募をすることによって副業の募集をかけている企業に選ばれた場合、その仕事を受けられるという副業の方式となっています。
「コンペ」と呼ばれる仕事は、その募集を発見し応募した人で採用された人にのみ報酬が支払われるという副業の方式となっています。
ネット系副業だからこそ、このように様々な種類の仕事を探すことができるのです。
多くの人が、自分に合った副業を探す方法としていきなりインターネットのサイトなどから応募して始めてしまうという形が多いのです。
しかし、「なぜ副業がしたいのか」や「副業でどれだけの収入が欲しいのか」をしっかり考えることで目標のない副業をすることがなくなります。
そのため、副業を始めても目標がある状態となり、継続の力となるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、副業おを始めたいと考えていても前に進めないという人への副業を始めるためのアドバイスを行いました。
未知の環境に身を置くということは誰もが億劫なことです。
しかし、副業を始めることによって今現在よりも収入が増えることによって日々の生活で充実感が味わえるかもしれません。
私たちゼロカラでは、副業に関して様々な記事を更新しておりますので他の記事も確認して頂けると更に副業に関して詳しく知ることができます。
副業関連では、「どのような仕事が存在しているか」や「副業をした場合の税金について」など様々な記事をご用意しております。
多くの人々が副業を始めて、今よりも充実した生活ができることを心より望んでおります。